アット・ゾーン®で調整する意識の構造
アット・ゾーン®で想定している意識はこの図のようなシステムになっています。
意識は大きく、「顕在意識」、「潜在意識」「本当の自分」の3つの領域にからなります。「本当の自分」は、本来何のために生まれて来たのか?、本当の願いは何なのか?どうすれば幸せになるのか?など、大切なことをすべて知っている存在です。

「本当の自分」は、何のために生きるのかという「ライフ・パーパス(人生の目的)」を持っています。そして、その「ライフ・パーパス(人生の目的)」に向かって、成長と進化を望んでいる存在です。「本当の自分」が未来に描く自分になるために、人生で良くも悪くもさまざまな体験を通して学び、成長と進化をしています。
一見ネガティブにみえる体験をしたとしましょう。そして、その体験から作られた「一見ネガティブな思い込み」が潜在意識に潜んでいます。その「一見ネガティブな思い込み」があることで、顕在意識の自分は、人生がうまくいかないと感じたり、やりたいことが制限されて、不快を感じたり辛い思いをするかもしれません。それでも向き合って、その体験を乗り越えて、「ネガティブな思い込み」が「ポジティブなリソース(資質)」へと書き換わり、成長と進化を遂げたとします。このプロセスを「本当の自分」は初めから戦略的に計画されたものだとしたら、「本当の自分」にとっては、「一見ネガティブな思い込み」は、宝石へと磨かれる前の原石でしかありません。そう考えると、過去の嫌だったり辛かったりした一見ネガティブな体験や「一見ネガティブな思い込み」は、すべて宝石になる前の原石と見ることができます。「本当の自分」は早くこの宝石を活用して、人生の目的を実践したくて仕方がないのです。
アット・ゾーン®では、「本当の自分」の視点から体験を捉え直します。そして、現実的に嫌だっ たり辛い体験を通して学ぶのではなく、潜在意識の「思い込み」を書き換えて、本当にやりたいことのための「ポジティブなリソース(資質)」として活用しやすく変化させます。
「本当の自分」から見たら、ネガティブな体験もポジティブな体験もなく、どの一瞬一瞬もかけがえのない宝石の原石なのです。原石のままに放置しておくのか、宝石に変えて、本当にしたかったことをするのか、選択することができます。
アット・ゾーン®では、これら、「本当の自分」、「潜在意識」、そして「顕在意識」の三つの意 識を調整します。 手順に沿ってワークを進めていくと、これら3つの意識が統合されて、「ライフ・パーパス(人生の目的)」の方向で調整され、現実の人生を思い通りに軽やかに前進させることが可能になります。