こんにちは、最上さな枝です。
最近、体験セミナーでたくさんの方とお話しする中で、ある共通点に気づきました。
それは、願望実現を妨げている大きな要因のひとつが、「ちょっとした人間関係の悩み」だということ。
- 「この人、なんだか苦手…」
- 「顔を見るだけでモヤモヤする」
- 「話すのが気まずくてつい避けてしまう」
そんな相手が身近にいると、それだけでエネルギーを奪われてしまい、本当に叶えたいことに集中できなくなりますよね。
そこで今日は、潜在意識の力を活用して「苦手な人」との関係をスムーズにし、人間関係に対する捉え方を変えていく方法をお伝えします。
本当の自分で生きる人生をデザインする心理技術家
最上 さな枝 Mogami Sanae
「人は、いつでもなりたい自分になれるし、制限なく自由にやりたいことをやっていい。」
この理念の元、人の意識を本来の自由な状態に調整することで願いを実現させて思い通りに生き る方法として、独自に編み出した「アット・ゾーン®」を提唱している。
なぜ、私たちは「苦手な人」を作ってしまうのか？
なぜ、私たちは、特定の人を「苦手」だと感じてしまうのでしょうか？
それは、私たちが、相手の行動や言動を、自分の「価値観」や「思い込み」というフィルターを通して見ているからです。
実は、「苦手意識」の多くは、過去の経験から作られた潜在意識のパターンに起因しています。
例えば、
- 過去に似たようなタイプの人に傷つけられた経験がある
- 親や先生など、権威のある人に否定された経験がある
- 自分の価値観と異なる行動を、どうしても受け入れられない
といったことが、潜在意識に深く刻み込まれ、
特定の人物を「苦手」だと感じてしまう原因になっていることがあります。
そして、一度「苦手」だと認識してしまうと、その人の行動や言動を、無意識的にネガティブに解釈しやすくなり、ますます「苦手意識」が増幅してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
「苦手意識」はこうやって解放する！
では、どうすれば、この「苦手意識」から解放され、人間関係を好転させることができるのでしょうか？
まず、深呼吸をして、できるだけリラックスしながら、次のステップに沿ってワークしてみましょう。
相手の言動にフォーカスするのではなく、自分に目を向けます。
- 「相手の言動によって、私は何を感じているのだろう？」
- 「私は、具体的にどう嫌な感情を抱いているのだろう？」
- 「もしかして、似たようなことを私もしていたり、我慢していないだろうか？」
このように問いかけることで、自分への理解を深める一歩を踏み出します。
ここで大切なのは、「なんでこの人はこうなの？」などと、相手の言動にフォーカスするのではないことです。
相手の言動は、自分の潜在意識が映し出したものだと捉えると、そこには自分の成長のヒントが隠されていることに気づかされます。
例えば、「苦手な人」が、実は、あなたが、自分自身の嫌な部分を投影しているだけであったり、あなたの才能や強みを引き出そうとしてくれる大切な存在である可能性もあります。
- 「このできごとは、私に何を気づかせようとしているのだろう？」
- 「このできごとから、私は何を学ぼうとしているのだろう？」
- 「私がもっと幸せになるためのヒントが、この中にあるとしたら？」
このように問いかけることで、相手の言動が 「自分の成長のチャンス」と捉え直すのです。
ここまでくれば、もう、解決したも同然です！
最初は冷静に見るのが難しいこともあるかもしれませんが、深呼吸してリラックスしながらやってみてくださいね。
深い瞑想状態ゾーンに入ると、余計な思考が消え、集中力が増し、直感的に成長のポイントがストンと腑に落ちる感覚がやってきます。
実はたった二日間のトレーニングで誰でもできるようになりますが、まずは、リラックスを意識することから始めてみてください。
「苦手な人をどうにかしよう」とするのではなく、「自分の行動や考え方をどう変えられるか？」にフォーカスすることです。
上記STEP2で得た自分自身がより成長する方向に思考や行動を見直します。
そして、その方向に舵を切った言動をとるように自分自身を変えるのです。
すると、不思議なことにあなたが変わると、相手も変化します。
- 相手が見違えるように優しくなったり、関係がスムーズになったりする
- 逆に、関係が自然と疎遠になり、悩みが消えてしまう
苦手意識はチャンスでしかない
今回ご紹介した3つのステップを実践することで、あなたは、これまで「苦手」だと感じていた人との関係性が、大きく変化していくことに驚くでしょう。
苦手意識を持つ人間関係に対してこのような捉え方をしていくと、人間関係の悩みをすぐに終わらせることができます。
そして、さらに、自分自身の気がつかなかった能力を発揮できるようになったり、今までよりももっと幸せを感じられるようになっていきます。
さあ、「苦手」という心の壁を乗り越え、より豊かな人間関係を築いていきましょう。
