こんにちは、最上さな枝です。
私たちは、普段は意識していませんが、自分の意識で現実を作り出しています。
実際、私たちが見ている現実というのは、まるで鏡のように私たちの意識が認識していることを反映していると言っても過言ではありません。
すなわち、潜在意識が現実に投影されているんです。
この記事を読んでいるあなたは、「潜在意識を書き換えて、現実を変えたい」と考えていることでしょう。
そこで、今回は「潜在意識を書き換える4ステップ」についてお伝えしていきます。
本当の自分で生きる人生をデザインする心理技術家
最上 さな枝 Mogami Sanae
「人は、いつでもなりたい自分になれるし、制限なく自由にやりたいことをやっていい。」
この理念の元、人の意識を本来の自由な状態に調整することで願いを実現させて思い通りに生き る方法として、独自に編み出した「アット・ゾーン®」を提唱している。
潜在意識が現実を創る
たとえば、「人間関係がうまくいかない」「仕事が思うように進まない」と感じているとしましょう。
これらの問題の原因は、外側の環境や他人にあると思いがちですが、実はそれ以上に重要なのが、自分の潜在意識です。
私たちは、事実を見ているようでいて、捉え方は人それぞれ異なります。
事実を見聞きする時に、その人がこれまで培ってきた思い込みや信念など(=潜在意識)の「前提」というメガネをかけて「認識」します。
その「認識」をさらに、「それは良くない」「それは良い」などの判断を下して、感情が生まれます。
赤いサングラスをかけていると、青いものも黄色いものも、すべて赤く見えるようなもので、思い込んでいることが現実として目の前に現れてくるのです。
もし、「私は人から認められない」と思い込んでいれば、その潜在意識が現実になって現れて、人間関係でトラブルを引き寄せてしまうのです。
事例:潜在意識を書き換えて仕事の成功を引き寄せた体験
ある女性の事例をご紹介します。彼女は起業していたのですが、どうしても売り上げが伸びず、何をしてもうまくいかないと落ち込んでいました。
「私は成功できない」と感じ、自信を失っていました。
そこで彼女は、自分の内側を見つめ直し、潜在意識にある思い込みを探ることにしました。すると、過去に「失敗したら周りに迷惑をかける」と感じた出来事が引き金になり、それが成功へのブレーキとなっていたことがわかりました。
幼い頃のできごとで、すっかり忘れていたのですが、意外に大きなブレーキになっていることほど潜在意識に深く刻み込まれて、顕在意識からは手が届かなくなっているんですね。
この気づきの後、彼女は、当時の思いに寄り添いながら、「私は成功しても良い」と書き換えることができました。
すると、徐々にビジネスが順調に進み始め、欲しかったチャンスが次々とやってきたのでした。
このように、自分の内面を変えることで、外側の現実も自然と変化していきます。
逆に、自分の潜在意識を書き換えなければ、外側でどんなに努力してもなかなか変化を作ることはできません。
潜在意識を書き換えるための4つのステップ
では、どうすれば自分の潜在意識を書き換えて、現実を変えることができるのでしょうか?
以下のステップを試してみてください。
自分の現実を観察する
まず、現在の現実を冷静に観察してみましょう。
どんな問題が繰り返し起こっているのか、どのような感情を感じることが多いのかを見つめてください。
何を望んでいるのかを明らかにする
次に、変えたい現実に対して、本当のところ、どういう状況を望んでいるのかを明確にします。
ここで、「どうやって」は一切考えずに、「どうなったら最高か?」を思い描くことがポイントです。
潜在意識にある信念や思い込みに気づく
次に、その願望が実現しないようにブレーキをかけている自分の潜在意識を探っていきます。
例えば、「私が成功したら妬まれる(から、成功しないでおこう)」といったネガティブな信念とそれに対する戦略が潜在意識にあるかもしれません。
潜在意識を書き換える
気づいた信念や思い込みをリセットし、新しい考え方に書き換えましょう。
「私は成功しても大丈夫」「私は愛されている」といったポジティブな思いを、潜在意識にインプットします。
ここで、妬まれることを恐れている自分に寄り添うことも大切です。
この寄り添いに失敗すると、「成功する」と思えば思うほど、ブレーキを強く踏みかねませんので、、、。
まとめ
現実は、私たちの潜在意識が作り出しています。
だからこそ、まずは自分の潜在意識を書き換えることが、現実を変えるための第一歩です。意識が変われば、現実は自然と変化していきます。
ぜひ、今日から意識のしくみを活用して、より豊かな現実を創り出して行きましょう。
次回も、さらに深い意識の話をお届けします。それでは、またお会いしましょう!